今日はジョギングしていつものベンチで休もうと思ったら知らない爺さんが座っていました。勝手に座られては遺憾で少し怒りを表現してしまいました。爺さん自体は悪くありません、私の視界に爺さんが入ったことで怒りと化したのです。大事な運動会の日に雨が降るとイライラするのと同じで、雨自体は悪くなく、その日と重なったこと、あるいは何らかの原因で発生した強い上昇気流によって積雲から成長して塔あるいは山のように立ち上り、雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような、巨大な雲ができてしまったせいで、雨が降ったことが悪いのです。もしくは降ってきた一粒の雨水が皮膚に衝突したとき脳のニューロンに刺激を伝えた瞬間にイラっとくるので雨ではなく脳の構造上に怒りの感情があるのです。悪いというのは不正確な表現で、それを悪いと感じる人間の意志によって悪いが生まれるのです。

公園のベンチで目を覚ますと体も服も縮んでいた迷子のボクはとっさに何でも許される最高権力であることに気が付き、女子高生をわがものにしていくも、生徒会長に拉致され独り占めされる。小さかったが強い意志によってちんぽだけ大人のズル向け状態と化する。