掃除機の紙パックを10個買ったらそいつは死ぬと云われている。なぜなら一人暮らしを初めた20歳の男性が、初めて掃除機の紙パック5個入りを1コ買って、普通に暮らしていく。紙パックはなかなか満タンにならずせいぜい1年は持つ。1年ごとに1コ使えば5年で1セット分がなくなるのだ。つまり10個買った頃には50年経過しており、そいつはもう70代辺りになっている。ホームセンターなどで紙パックを手に取ったとき、｢生涯これを店で見るのもあと5回くらいかな｣どと呟く日がもうそこまで来ている。パワーチューブの牛山がスクワット235kg、ベンチプレス175kg、デッドリフト290kgを達成して合計700kgと66kg級で世界最強クラスになった。古から農家を営んできた日本人ならではの草食系アジア人種が欧米白人らに筋肉ジャンルで勝つのはなかなか稀である。体幹がガッチリしていて低めの身長が敢えてパワーリフティングにもってこいの最強バランスになっているのだ。田んぼで培ってきた腰曲げ動作の日本人種で、足腰が強くなってスクワットデッドがうまいこといったのだ。と推測するのだ。しかしいくらパワーがあっても奴らにストリートファイトでは勝てない。身長と手が長いリーチで、パンチの仕方が生まれつき整っていて、喧嘩する時の姿勢も十分であるのだ。いくら鍛えても奴らには勝てない、どれだけプロティンを飲んでマチョっても、結局ローカルの日本だけの勝利であって、いわば自己満足に過ぎないのだ。大手電気会社ソニーに勤めている平の松田くん（仮）が、部署でとんでもない成果をあげても、その部署で称賛されるだけでCEOの吉田には届かない。吉田が見ているのは吉田の視界範囲だけ、例えばこいつがエレベーターに乗って停電して急停止して命の危機に迫って、同じエレに乗っていたいけすかない田村というコンビニバイトフリーターに支えられて助けられたら、吉田は彼を称賛して、ぜひうちのSONYに来ないかと言ってこねになる。あるいは上層部と飲んでいて、そいつの親戚の息子が早稲田で優秀なんだよと紹介して一緒に飲んで話が進んでぜひうちのSONYの来ねえかとなる。一所懸命に頑張っている松田なんて見ていないのだ。いくら努力しても、見ている奴らによって評価は雲泥の差のだ。一生懸命働いたところて、10年死ぬほど努力してコンパスを使わずに巨大な円をかけるようになったようなモンだよのだ。その磨き上げたスキルをどんな手段を用いても全員に一般公開しなければならないのだ。次回、YouTuberに俺はなる。今日は朝オムレツ、トマト、キムチ、納豆、ミネストローネ、昼ホイコーロ、納豆、ひじき、夜パスタ、ホイコーロ、ヨーグルトとなった。ちょうどケチャップとバルメザンチーズがなくなったので、オムレツはしばらくないだろう。

エアポッヅを片方無くした男子高校生は、同じように電車を待つ同級生のJKからイヤホンを借りる。しかし他人に借りるほど音楽が聴きたいわけではなっかったので遠慮して何聴きよんか訊くと作画崩壊みたいな顔をされるどうやら最新の家電に疎くて、MDどころかポータブルCDプレーヤーという年代ものをお持ちであった彼女と直結することとなった。