AIが描いた3Dグラフィック的な絵を、あえて絵師がそれ風に描いたら面白いかもしれない。初見で「なんだAIか」と思わせれば勝ちみたいな。AIが人から学んで創造したものを人間が真似するんだ。そうやって上手いものを積み重ねていってすごい革新的なものに変わるんだ。しかしよく考えてみると意味がないかもしれない。完成されたものを、より完成させるのことはできないカラダ。

サイコロのカドを研ぎ澄ましてボールにすることはできても、既に丸いボールをより丸くすることは不可能なんだ。完成されたバーモントカレーに、はちみつを多めにかけたり醤油をかけたりしてアレンジしても、最初は美味しいと感じるかもしれないが、繰り返し食べて年月が過ぎれば、結局何も足さないオリジナルが1番美味しいと誤解が解ける。人体も、何も手を加えないナチュラルな肉体が美しい。

86風のスポカーを乗りこなす藤原氏は足フェチの草食系男子に積極的に迫る