自動車はオムレツと一緒だ。鉄のパーツをあちこち繋ぎ合わせて完成する。卵と挽肉とケチャップと玉ねぎをそれぞれ炒めて個々に皿に乗せて食べるのと、ミートオムレツは訳が違う。味が違う、厳密には口に一気に含めた時に発動する旨みエネルギー。発動するのだ。自動車もエンジンを車の枠組みのボンネットの中に入れてガソリンタンクを積んであちこち繋ぎ合わせてついに完成し乗ってエンジンを点火、発動する。

クラッチを踏んでアクセルを踏み、エンジンの回転数を上げる。クラッチを徐々に離し、フライホイールとクラッチディスクの距離を狭め、動力が伝達し自動車が動くのだ。これが効率。この世の全ては「めんどくさい」から逃げ続けた結果、進化している。このめんどくささをなくすためにあらゆる技術が開発される。

車の原動力をいかにして効率よく速く動かせるか。速ければ速いほど良く、速い車ほど剛性とブレーキシステムが必要になってくる。重たくすればより強大なエネルギーが必要になり、ガソリンを多く使う。効率を上げるにはこのパワー、スピード、省エネの3点をいかにして現代技術で構成していくかが自動車メーカーの仕事だ。軽くて頑丈、速くて安全、そんなわがままな物体なのだ。

いわばすなわちそれは”国”もオムレツと同じだ。

橋を作る職人、政治を担う職人、子供を勉強させる職人、料理を作る職人らが力を合わせて国を構成し、発動！国が一つになることで、国民は豊かで快適な暮らしを保つことができる。それは政治の人の仕事。政治をうまくやって国民を頷かせ、工夫してGDPを上げる。

国民が自国の信頼を失い、バラバラになった時崩壊する。学級崩壊、料理人がフライパンをかえすときに失敗して卵が破けて中の肉が飛び散る。しかし忙しかったのでそれをそのまま皿に乗せて、ケチャップ多めにして覆い被せたら、案外美味しいことがある。失敗を成功に変える力。それは見た目を変える。

否、見方を変える。

成功の定義は人それぞれであり、勝者は自分が勝ったと思ってるだけかもしれない。AとBの国が戦争になり、Aが降伏する。Bは勝ったぞと大盛り上がり。しかし後々の結果を分析したところA国の死者数は5万人、B国は23万人だった。圧倒的な悲しさを報道の力を使って逆に国民を幸せにさせる魔法の力がある。どう捉えるのが正しいのか。それはズバリ位置エネルギーだ。

答えを言うと位置エネルギーが今後人生を切り開くチャンスと言える。それはつまり、ドローンを使って高いところから人を俯瞰する。

第三者の視点で自分を見つめる。自分の行動、日頃の行いを高い位置に監視カメラをつけて録画でもよい。エロ動画を見てシコっている自分の姿を考察し、変なしぐさを修正していく。キモい行動をなくせるのだ。真人間となり、胸を張って自分の意見を主張しても恥ずかしく無くなる。そうやって変な癖を無くして効率の良い人生を送ることができる。

アパレル会社に3年勤務していた男性社員は取引先でバッタリと大学時代に付き合っていた元カノと遭遇。千載一遇のチャンスに思わず手を伸ばす。

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