身内の人が死ねば恒例の、お通夜、葬式、告別式、出棺、火葬、お経まで長きに渡る行事がある。これを全て終わらすのも大変面倒であるが、その後月に一度のお経がある。 仮に自分の親が死んで、長男だった場合、これら全てを自分で払わなければならないとなると、平均100万円も支払わなければならない。そこから墓石代、火葬桶など100万円ほどさらに支払わなければならない。月に一度坊さんを呼ぶと年間2万円ほどかかる。

大抵の場合、生命保険など遺産があるのでそれで賄えるが200万円もそこから減ると考えるとバカバカしい。冠婚葬祭という文化を名目に置いてざっくりお金を取られるのが一般的だと育てられてはいけない。大体これら全てを行わなければならないという法律は無い。死んだら火葬してそれで終わりにしたい。せいぜい外にでて顔を出すのは死ぬ直前の病院だけでありたい。お通夜中、裾の下から使用済みティッシュペーパーが落ちてきたことはもう思い出したくはない。