暴力反対の時代ではあるが、無価値ではない。心身ともに強くあることは、人の体を傷つける目的以外に、会話するときや、いざとなったときに落ち着ける心の余裕が生まれる。それが強さだ。空手や柔道で格闘技を極めることで、格闘以外の勝負強さが芽生えるのだ。それは自動車も同じ。公道は平等とはいえど、バリバリに大きいゲレンデが無理やり車線侵入してきたら、軽自動車なら、まず通さなければならない。おいおいなんだよ平等だろと粋がって入らせまいと車間を近づけるのは御法度で、ゲレンデ乗りからすれば、煙を振り払うかのように入ってくる。入られたところで、信号に捕まらない限り、時間的には1秒くらいしか差はない。だが、軽自動車乗りの1秒とゲレンデ乗りの1秒は価値観が違う。よって、必要ないはずの280km/hまであるメーター、500馬力をもパワーがあるとやはり違う。余裕があることで、走行中の1秒1秒にゆとりが生まれるんだ。悔しければ乗ればいい。金がない場合は考えれば良い。金は人から生まれる。人が多いほど金が生まれてくるのだ。人の多い国に赴き、荷車押して日本の和菓子を家庭訪問販売すれば1日5万円は稼げる。これを続けて1,000万円貯まったら、会社化して安い給料で現地の貧民を雇う。今君が働いている給料の10倍出すよといって、やり方を説明して10人雇い、1年後年商2億円になるに違いない。最初の10人を取締役にして、規模を拡大させ、あちこちの国に出店。いずれ年商2,000億円となる。

放課後にいつも図書室で1人物静かに読書を嗜んでおられる年下の生徒に告白。付き合って半年経ち、そろそろ肉体の関係を築きたかった先輩だった