今日は日雇いで荷揚げをした。

荷揚げとは、既にトラックの荷台から下ろされてある、直径900x1800mm、厚さ20mm、重量20kgの石膏ボードを1人1〜4枚両手で持って、新築やビルの建物内の大工の隣までうんしょと置くだけの脳筋職であるのだ。

最初は2頭筋がパンパンになるが、2週間くらいで慣れると、ひたすら運んで下ろしての流れ作業で有酸素運動に切り替わる。

有酸素運動になれば逆に楽勝で気持ちくなり、特にコンクリートの分厚いビルの高い場所でタバコを吸ってコーラを飲んで一休みすると気持ちがいい。

現場にもよるが、ボードの数は80〜600枚。1人4枚(80kg)持って5人でかかれば、1往復20枚、多い日の600/20 = 30。往復5分で戻ってくれば、150分の約2時間半で終わる。しかし現場によっては、階段を登ったり、部屋が狭く吹き抜けになっていて1階から2階の人まで持ち上げて渡す大変なものもある。

体力がものをいう仕事だが、頭を全く使わずに済むので、中卒でゴツいヤンキーが多い。荷揚屋は会社にもよるが平均日当2万円。輩は20代前半が多く、平均年収500万円は雄に超えると云われている。解体、鳶、土木と比べれば比較的平穏で高給で健康的でさほど汚れないクリーンな職種なのだ。次回、荷揚王に俺はなる。

トレジャーハンターをなりわいとしているだらしない体つきのノーラさんは誰もいない静かな温泉でゴブリンバットー！